こんにちは、あおです!
社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士を取得し、相談対応をしたり、ライターとして活動したり、ブロガーとしての活動をしたりしています。
今回は、
発達障害ってどうやって確定診断される?
ってところを話していきます。

発達障害かな?と思って、受診をされる方も多くなってきたと思います。
その中でも、ネットの診断やってみたって方も多いように思います。
実際に受診したら、どのような方法で分かるのだろうというのが疑問に思う方も多いですね。
結論としては、
基本的には心理検査の実施、結果によって診断となることが多いです。
ネットのセルフチェックでの検査が当てにならないわけではないのですが、
ご自身では気付いていないところもあるため、セルフチェックのみでは判断しにくいですね。
そこで発達障害かどうかはっきりさせて、必要であれば治療を受けたいという場合、精神科、心療内科へ受診して、発達障害に関する心理検査を実施することで、細かく分析され、診断が出ます。
心理検査としては、よく行われるものでは「WAIS」という検査があります。
この検査では、発達障害かどうかも分かりますが、得意なところ、苦手なところが分かったり、いわゆるIQも出てきたり、いろいろなことがわかることで、今後のご自身の生活に繋げていきやすいと思います。

注意点としては、
①受診に際して、発達障害の対応をしている医療機関かどうか
②その医療機関で心理検査が行われているか
③心理士(公認心理士または臨床心理士)が検査を行なって対応してくれるかどうか
といったことが挙げられます。
精神科、心療内科でも、発達障害の対応はしていないところもありますし、対応はしているものの、心理検査の実施はしていないところもあるので、受診の時には事前に確認してもらえるといいのかなと思います。
生活していくということについて、この検査を受けることは、今後生活しやすくするための一つのツールになると思いますので、活用していっていただけるといいと思います。

個人的に考える注意点としては、心理検査を行わずに特徴や困り事のみで「発達障害」と診断をしてしまう医療機関は少し注意が必要に思います。もちろん明確な根拠があって診断される場合はあると思いますが、初めて発達障害を疑って受診される場合は、心理検査を心理士によってしっかりと受けさせてくれる医療機関に受診するべきだと思います。
そこには理由があり、発達障害に似たような特徴を持っている人や発達障害の傾向がある人は多くいるため、実際に「発達障害」といったところに当てはまらないけど、特徴だけで診断されてしまい、「発達障害」と告知されてしまうことは避けてもらいたいからです。
さらには、特徴があるというだけで、「発達障害」と診断されてしまうと、場合によっては必要のない発達障害の薬を服用しなければならないような状況になってしまうことも避けたいので、しっかりとした検査を受けて必要となる治療を受けてもらえたらと思います。

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