こんにちは、あおです!
社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士を取得し、相談対応をしたり、ライターとして活動したり、ブロガーとしての活動をしたりしています。
別投稿にて、うつ病の治療もしていましたという内容で投稿をさせていただきました。
そこで今回は、
僕のうつ病の治療歴に関して、何回かに分けて投稿していきたいと思います。
分けていく理由に関しては、改善するまでに少し時間がかかり、概ね安定するまで3年ほどかかってしまったので、少しずつどんな感じであったか話していきたいと思います。
では、今回は①ということで、1年目の時はどうだったかについてです。
1年目:受診の始まり
1年目、それは、気づいた時には、完全にうつ状態になっていた時でした。
自分では、絶対にそんなことないと、半分願いもあり、受診をしようとしませんでした。
しかし、仕事柄、職場にいた看護師から「もう限界だよね。受診したほうがいいんじゃないかな」と言われ、受診することにしました。

症状出現のきっかけ
その頃、僕は、副施設長としてデイサービスで働いており、自分が頑張るしかないと思っていました。当時、上司は仕事を任せるばかりで、自分だけが帰れない日々が続きました。それを繰り返していく中で、気づいた時には食事はほとんど取っておらず、睡眠もとても短くなっており、胃痛に悩まされる日々になっていたことを覚えています。
体育会系だった僕は、まさか自分が精神的に追い詰められるなんてことはないと思っていました。
診察にて・・・
いざ受診の日となり、問診や検査を終え、診察になった時、担当医師からは「典型的なうつ病で、すぐにも仕事を休職したほうがいい」と言われました。言いにくければ、直接連絡を入れると言われたのを、まだやれるはずと思い、断って服薬しながら出勤することにしました。
しかし、服薬しながら仕事に行きましたが、日に日に仕事もうまくできなくなっていき、結果的に休職になりました。

休職になって・・・
僕は、その休職期間の始まりは、自暴自棄になって、大量にお酒を飲んだり、何もせずに自室にこもったままになることなどがありました。
そこから抜け出そうと考えた結果、行き着いたのが、勉強と読書でした。
好きなことに関しての勉強や読書をしていることは、僕にとっては現実から逃げられる時間となったのです。
休職をしている期間を活用して、自分のスキルアップをして、自分が復帰して働けるようになったら、より力になれる人間でありたいと感じて、この休職期間は必死で勉強と読書をしました。
結果的に休職期間は約4ヶ月にもなりました。これに関しては、早い復帰と感じる人もいれば、4ヶ月もかかったのかと感じる方、見る方によって大きく変わってくると思います。個人的には、今振り返ると早すぎる復帰だったと思います。

休職期間が終わって・・・
その後、休職の期間が終わり、リハビリ的に出勤することになりました。
しかし、復帰したその職場ではどうしても偏見の目や気を使われながら出勤していることがとてもつらく感じ、その職場に全く未練もなく、学ぶことも無くなったんだなと感じ、退職することにしました。
休職期間中のところで触れていませんでしたが、僕は休職期間中に復職してダメだったとしてもいいように、休養を取りながら、調子がいいときに少しづつ転職活動も行なっていました。
復帰に向けて準備しながら、転職活動を進めていたことで、その後に転職して、高齢者のデイケアセンターで主任として働くことになりました。
ただ、この時、感じたことを今も忘れません、
治療を優先せず、復帰することを優先してしまい、治療が長くなることになってしまった一つの選択ミスであったことを。

転職をしてその後・・・
転職をしたことで、今までと環境が変わり、改めて楽しく働けると思っていました。
しかし、待っていたのは、施設の相談員の仕事、現場業務、主任の仕事、などとやってもやっても終わらない仕事量で、症状はより悪化していきました。
症状は再度悪化傾向になり、死のうと思ったことが何度あったもありました。その時に留まらせてくれていたのは、家族の存在であると今も思います。そんな生活をし続け、治療をしてもその場しのぎのような形となってしまい、なかなか改善は見られませんでした。
その働き方をしていき、徐々に休みをもらえる日もなくなり、ずっと働いていることが普通になってしまい、悪化と軽減をゆっくり繰り返し、辛いと思うことばかりでした。
こうして、1年が経過し、改善したと思うことが実感できずに時間だけが経ってしまったのです。
その間に、処方薬もそれぞれ変薬していましたが、変薬が多かったことでどの薬が聞いているのか分からず、安定が図れませんでした。

次の年以降のことに関しても、少しずつ投稿していきたいと思いますので、うつ病になるとこんな感じなんだな、こんな風に治療するんだな、こういうふうにしたほうがいいのかななど、少しでもみなさんの参考にしてもらえたらいいなと思います。
今回もご覧いただきありがとうございました。
少しでも皆さんの参考になったり、お役に立てたらいいなと思います。