こんにちは、あおです!
社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士を取得し、相談対応をしたり、ライターとして活動したり、ブロガーとしての活動をしたりしています。
発達障害についての投稿もいくつかしてあるのですが、その中でも今回は聴覚過敏についてピックアップして投稿していきます!
聴覚過敏ってどういうこと??
聴覚過敏とは、発達障害のある人をはじめとして、音に対しての敏感さが強い人のことを言います。例えばですが、大きい音が苦手、たくさんの音がある場所が苦手、いろいろな音がするところだと不調になる、複数の音を聞くのは聴き分けにくく疲れやすい、などが挙げられ、その人それぞれの感覚で聴覚過敏の感じ方は違ってくると思います。

では、聴覚過敏はどういった疾患や障害の人に出やすいのでしょうか?
ざっくりであると以下の通りです。
- ADHD<注意欠陥多動性障害・発達障害>
- ASD<自閉症スペクトラム障害・発達障害>
- うつ病
- パニック障害
- 知的障害
などが挙げられると思います。
もちろん他の疾患や障害においても出る可能性はあると思います。
どうして聴覚過敏になるの?
聴覚過敏の理由としては、発達障害の場合や知的障害の場合は生まれつきの特性であり、大きな音、複雑な音、特定の音や声などが苦手としていることがあると思います。
うつ病やパニック障害など、生きていく中で発症したものに関しては、不調時にはどうしても音や光が辛く感じることがあります。精神面の不調は、元々は脳のバランスが崩れていることから来ているため、不調時は多くの情報を処理しきれないこともあり、音や光の影響は辛く感じることがあると思います。そのため、不調時には大きな音や複数の音を聞いていると精神的に辛くなったり、不調をさらに悪化させるきっかけになることがあると思います。
聴覚過敏であるとどうなるの?
聴覚過敏の人であると、音に対して受ける影響が色々と出てきます。「耳がいい」という形に勘違いされてしまうこともあると思います。実際は、聞こえすぎてしまって脳や精神的に影響が出てしまうといった方が分かりやすいでしょうか。

聴覚過敏による影響で考えられること
聴覚過敏であると、疾患や症状にもよりますが、大きな音や複雑な音が聞こえている状態で、不調になる場合に出やすい状況を挙げてみます。
- 疲れやすい
- 不安定になりやすい
- イライラしやすい
- 落ち着かない
- その音が気になって集中できない
- 理解するのが難しい
- 考えがまとまらない
これは反応として出る一部と考えてもらえるといいのかなと思います。出やすい反応ではあると思いますが、個々で反応は違うので、音に対してどう影響されるかは異なります。しかし、共通して言えるのは、音から受ける影響で多少なりとも、マイナスの影響を受けている部分があることは知ってもらいたいです。
聴覚過敏である人に対して知っておいてほしいこと
音は自分でコントロールして聞くものではないので、自然と影響してしまいやすく、調子にも影響しやすいです。そのため、聴覚過敏のない人にとっては特に何も感じないところ殿も、聴覚過敏の人からするととても辛い場所である可能性もあります。「気にしすぎ」といった感じで、無理にそういった場へ誘うのは控えてもらいたいです。
また、空間によっては、他の人もいると徹底して環境づくりをするのは難しいと思いますが、静かで落ち着いていて、騒がしくない環境づくりといったものも、環境として作れると過ごしやすいと思います。
そういった環境については、聴覚過敏がある人に限らず、多くの人が過ごしやすく、集中しやすい環境になると思います。ただし、その環境には、静かな場所が苦手、静かなところであると緊張してしまうといった症状がある方は、反対に苦手とすることもあるので注意が必要になります。
どうやって音の対策をしたらいいの?
音の対策としては、自分が騒音と感じたり、苦手な音だったり、苦手な音に感じる環境であるところは、基本的に避けるというのはやってほしいです。
なかなか生活していると、嫌いな音や苦手な音のするところを完全に避けることは難しいと思います。仕事で行かないといけないところ、買い物で行かないといけないところ、子どもの用事で行かないといけないところ、などなど挙げたらキリがないくらいですよね。
なので、避けられるところは避けるといった形で、徹底しすぎるとそれがストレスになってしまうと思うので、適度にやっていきましょう。
外出するのにも空いている時間帯にいったり、向かうルートを工夫したりするのもいいと思います。
物で音を対策することもいいと思います。これに関しては、外出するのにも、自宅にいるのにも、音の聞こえ方やそこから来る影響を自分なりにコントロールできると思います。
では、物ってどんなもの使えばいいの?って思いますよね。それに関しては、ノイズキャンセリングイヤホンやデジタル耳栓、イヤーマフなどが利用できると思います。商品としてもそれぞれたくさん出ているので、自分に合いそうなものや使い勝手のいいものを選んで、生活のしやすさ向上に役立ててもらえればいいですね。
聴覚過敏の対策グッズ紹介
ここまで聴覚過敏ってなに?、どんなことがあるの?、どう対策したらいい?といったところに関してお話ししてきました。
上記のところで触れた対策に使えるモノに関していくつか紹介しておきたいと思います。
ノイズキャンセリングイヤホン
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みなさんもよくご存知の商品たちにもなると思いますが、ただただ音を聞くだけではなく、ノイズキャンセリング機能がついているイヤホンであれば、騒音をカットして音を聞くことができるので、負担の軽減に繋がります!
値段的には少し高くつくものもありますが、長く使えるものとして考えたら、ご自身の対策のためには購入を検討してもいいのではないかなと思います。
デジタル耳栓
デジタル耳栓に関しては、あまり聞き慣れない人も多いかもしれませんが、文字通りになりますが、イヤホンのように着けて、音の波長の調整をすることで、騒音をカットできるものになります。
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この辺りが使い勝手がいいと思います。なぜキングジム推しかというと、実際に僕がいくつかデジタル耳栓を使ってみた結果、コスパがいいのはこれらの商品だと思います。商品の選び方としては、コードが繋がっている状態でいいか、イヤホンのみの方がいいか、高性能で安心をとりたいか、まずは試してみたいか、といった感じで選んでもらっていいと思います。正直、それを選んでも失敗はないかなと思います。
まず試してみたいかなと思う方は、
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を選んでみてはいかがでしょうか?エントリーモデルになると思います。
イヤーマフ
イヤーマフに関しては、このようにヘッドホンのような形をしていて、音をカットしてくれるものになります。3Mの商品は個人的にはおすすめかなと思います。
まとめ
聴覚過敏のある方については、疲れやすい、不調になりやすいなどの困り事もあり、今後も対策方法として検討されていくと思います。
対策に使えるモノについても紹介しましたが、僕自身も聴覚過敏があるので、色々試してきました。個人的には、デジタル耳栓が目立たず、音からの影響をカットできるのでオススメです。
音についての対策、困り事は、色々とあると思います。僕のTwitterの方でもいろんなジャンルで投稿していきますので、少しでも何か役に立つことがあれば活用して頂けたらと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
見てくださる方に少しでも役に立てていたら嬉しいです。